スノーカーニバル 現場リポート

 新雪で覆われたイベント会場には、澄み渡る快晴の中、子供達の歓声が響き渡っていました。こちら現場リポーターのHです。
 朝集合したのは伊藤さん、葛西さんとH。100人分以上のお雑煮作りに一刻の猶予もありません。まずは時間差で3台のもちつき機をスイッチオン!その間、女子大生0さんらと大量の野菜をカット。ブザーが鳴り手際よくお餅を取り出す葛西さんと匠の如く黙々とお餅を丸める伊藤さん。息の合った二人に目を細めるH。0さんが高校の後輩だと知ってお口も上り調子になる伊藤さんや、英会話教室のYさんも友達と偶然の再会ありと和やかな雰囲気のなか、次々と出来上がる小さな丸餅たち。小腹もすき周りの参加者も巻き込んで試食会よろしくつまみ食いをしていたところ、スタッフから至急お雑煮を仕上げてとの指令が!手付かずの鍋を抱えあたふたしているHの前に颯爽と登場したのは料理の達人片山さん。他の参加者も時短テクニックを教えてくれ、さあ完成と胸をなでおろした途端、メインの鶏肉が入っていないと指摘され真っ青に。そんなHとは対照的に冷静な片山プロの手により今度こそお雑煮が完成! タイミングよくスキーイベントご一行様も到着し、皆から美味しいと太鼓判を押されひと安心。
 開会宣言後、外ではちびっ子達は臼と杵での本格的なお餅つきに挑戦。歳の数だけ餅をつく様が何とも楽しそう。最後の仕上げは大人がと言われ、つい手を挙げたものの、まさか無邪気な声で自分の年齢までカウントされるとは思いもせず、さっきまで青かった顔を赤くしながら何度も杵を振り下ろしたHの肩が翌日あがらなかったのは言うまでもありません。
 何はともあれ、出会いあり助けありと心も身体も温まったとっても具沢山な一日でした。皆さんありがとう。
    (林 さゆりさん)